β2 + β kitchen

滞在棟2 + βキッチン

大きなキッチンと和洋室からなる
オープンな交流の場

日中利用
宿泊利用
  • 定員 40
  • 宿泊部屋 10 洋室5室・和室5室
    4名/室
    洋室5室
    和室5室
    4名/室
  • シャワー室 6
  • トイレ 7
  • キッチン
  • プロジェクター

延床面積418㎡、宿泊収容人数40名、東側(写真左)のβ2(滞在棟2)は、5室ずつの和室と洋室からなり、和室スペースは一室に開放すると40畳になる、大人数で車座になって膝を突き合わせて夜通し議論ができる広間となっています。西側のβキッチン(写真右)は、大型のアイランドキッチンを備えた調理と飲食が可能な交流スペースです。βキッチンは滞在棟利用者の調理スペースにとどまらないオープンな交流の場として機能しています。これらの建物は主構造が素人でも施工可能なべニア合板を箱状に組み上げていくべニアハウス(板組み)構法で作られており、柱や梁は学生たちによって施工されました。

β2 Story

大きなキッチンと
タタミ広間のべニアハウス

40人収容のβ2は大きなダイニングキッチンとタタミの大広間という「集まる」というプログラムが特徴的な建築である。βキッチンがハブとなって地域も巻き込んだ食を通した学びを得ることが期待されている一方で、裸足で車座になれるタタミ空間は今のキャンパス環境にはないワークスペースとなっている。また建築的には合板の組柱梁構造という小林博人研究室が開発したべニアハウスという素人でも容易に建設できる構法で建設された(本誌1711)。

この構法によってまるでブロックを組むようにして学生でも簡単に柱梁を建設することができる。常設建築では前例のない構造なので計画時には構造試験を実施した。分野を問わず学生と教員がβ1を利用しながら、そのフィードバックを基にあるべきβ2を侃々諤々議論した。構想から設計、構造試験や施工に至るまで、学生と教員が協働して生まれた建築である。(菊地豊栄)

引用文献『新建築 2021年4月号』133P

Facilities

設備詳細

宿泊棟

各宿泊室
  • 寝室2段ベッド 2台
  • 寝具(マットレス、敷布団、掛布団、毛布、枕)
  • 延長コード
各和室
  • 寝具(マットレス、敷布団、掛布団、毛布、枕)
  • 座卓 1台、座布団(円形)8枚
管理室
  • 寝具(マットレス、敷布団、掛布団、毛布、枕)
  • 座卓 1台、座布団(円形)8枚
収納
  • リネン類予備
  • 事務用品予備
  • 清掃用品
  • 掃除機(肩掛け2台)
  • ゴミ袋(各サイズ予備)

設備棟

ダイニングキッチン
  • 冷蔵庫 2台
  • 炊飯器 1台
  • オーブンレンジ 1台
  • オーブントースター 1台
  • 電気ポット 1台
  • 調理器具、食器類
  • 電気バケツ(ふきん用簡易洗濯機) 1台
  • ウォーターサーバー 1台
  • ハンドソープ、洗剤、スポンジ、カウンタークロスBOX
  • テーブルセット
  • ホワイトボード 2台
  • ホウキ・ちりとり・大型掃除機 1台
シャワー
  • 脱衣かご(各個室1個)
  • 清掃用クリーナー、スポンジ
洗面台
  • ハンドソープ

※最新の定員数やより詳細な設備内容は、「施設予約」から先のβヴィレッジ予約システム「KEIO-SFC●BOOKING」(外部サイト)にてご確認ください。